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資料で記憶力が上がるペーパーレス会議

紙を使わないことでコスト減に繋がり、明確なメリットのおかげで企業の理解も早く、ネット通話で行えば場所も問わないなど、良い所だらけなのがペーパーレス会議です。「メリットしかない!」と思われがちですが、意外な所に難点があります。ある実験で紙とペーパーレスの資料を読んだ際に、「より理解力が深まったのはどちらか?」の実験結果がありました。資料の内容を覚えているのは、なんと紙のほうがペーパーレスより高かったのです。これには理由がありますので、決してペーパーレスが紙より劣っているわけではありません。その理由を書きます。
人の記憶には、絵で覚えるか文字で覚えるかの違いがあります。脳の記憶領域は左脳と右脳に分かれており、左脳は言語、右脳はイメージ(絵)で記憶することに優れています。そして左脳の言語記憶能力は、右脳に比べて少量しか記憶できません。つまり紙の資料は一枚の絵として記憶しやすく、PCで作成した資料はディスプレイ越しに文字を読み進めるだけで、記憶するという力は弱いのです。そう聞くと「会議に生産性が無くなり、デメリットが勝るのではないか?」と思われるでしょう。しかしこの問題は、資料の構成で改善できることなのです。
PCは文字を打つことに関しては楽なので、我々はついつい文字ばかりの資料に頼ってしまいます。数字を説明するなら表計算ソフトでグラフや表にして、一枚の絵として説明しましょう。ペーパーレス会議で資料を作るポイントは、“ある一定の文字量を越えた時に必ず余白か画像を入れること”です。余白を句読点として使う感じです。そうすれば読む側に記憶する余裕が産まれ、資料もすんなり頭に入ってくるでしょう。スライドショーで一枚ずつ見せる手法が効果的です。文字は極力少なくして、口頭で説明を補足するほうが人の記憶には残りやすいのです。


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